県土木交通部建築課教育施設係は、大津市にある「北大津高校」について、22年度、23年度の2ヵ年で管理棟など外壁改修工事を計画している。今年度内をメドに実施設計を取りまとめ、工事発注は、管理棟・西教室棟の外壁改修等工事は、22年春頃を予定し、東教室棟・屋内運動場の外壁改修等工事については、1年先の23年春頃の発注を目指している。
工事期間は、各工事とも各年毎の夏休みをメインに取り掛かり、両案件とも、各その年末の12月頃の完了を目指している。
設計段階での概算工事費については、約2億3200万円を見込んでいる。
内容によると、対象となる北大津高校は、大津市仰木の里1丁目23―1に位置し、敷地面積5万平方bで、管理棟(RC造4階建、延3416・56平方b)の外壁改修工事、屋上防水改修工事、それに伴う電気設備・機械設備工事に取り掛かり、西教室棟(RC造4階建、延2326・28平方b)の外壁改修工事と、それに伴う電気設備・機械設備工事を行う。その翌年となる23年度に、東教室棟(RC造4階建、延2504・32平方b)の外壁改修工事、それに伴う電気設備・機械設備工事と、屋内運動場(RC造一部S造平屋建、1230平方b)の外壁改修工事、それに伴う電気設備・機械設備工事に着手する。
県では、教育施設の便所等の改修工事を行うことで、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手している。
実施設計は、丸山建築事務所(大津市)が担当。
提供:滋賀産業新聞