北陸工業新聞社
2022/01/07
【石川】緑住宅解体など前倒し/金沢市1月緊急補正予算案/総額127億円
金沢市は6日、市議会1月緊急議会にかかる補正予算案を発表した。一般会計121億6470万円、下水道事業特別会計5億7010万円の総額127億3480万円を追加。国の補正に呼応し、新型コロナ対策や地域経済対策に取り組む。
一般会計累計額は対前年同期比7・4%減の2173億4858万2000円。防災・都市基盤対策として、緑住宅5期の建設に向けて既存住棟の解体工事などを前倒しする。
▽城北市民運動公園整備事業費 24億円(債務負担24億円減額) 市民サッカー場の建設工事を前倒し
▽卯辰山公園開園100年魅力向上事業費 4500万円 軽スポーツ広場の拡張整備を前倒し
▽市営住宅建設事業費 3億2200万円 緑住宅(D5・D6・E3棟)の建て替えに向けて解体工事などを前倒し
▽金沢外環状道路整備事業費 6億6800万円 大浦町ほか
▽大宮川流域浸水対策事業費 1億1400万円 河道掘削工事や護岸工事を前倒し
▽小学校施設改良費 4860万円 昇降機の整備を前倒し 浅野町小、米丸小
▽共同調理場施設改良費 1億5960万円 空調設備の整備を前倒し 西部、中央
▽(新)公共施設等老朽化対策費 4億5350万円 保育所や体育施設の老朽化対策を推進
〈下水道事業〉
▽管渠築造事業費 2億7330万円 安原異業種工業団地内ほか
▽管渠地震対策整備事業費 2億1000万円 広坂1丁目地内ほか