北陸地方整備局富山河川国道事務所は、国の補正予算で国道41号大沢野富山南道路整備事業に4億円が配分されたことから、福居地区道路改良工事などを推し進める。
発注見通し(12月27日公表)には▽福居地区道路改良工事 プレキャストカルバート工2基、地盤改良工一式、排水構造物工一式 2億円以上3億円未満 第4四半期▽岩木新地区道路改良その3他工事 道路土工一式、地盤改良工一式 1億円以上2億円未満 第4四半期−の2件が盛り込まれた。
地域高規格道路・富山高山連絡道路の一部を構成する大沢野富山南道路は、大沢野地域における交通混雑の緩和と交通事故の削減のほか、国道41号の物流の信頼性向上などを目的にバイパス化するもの。計画区間は富山市栗山から楡原までの約12キロで、14年度に事業化した。区間内にはインターチェンジ5カ所、橋梁9橋、(仮称)大沢野トンネルを建設する。全体事業費は約380億円。