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　君津市企画政策部企画課は、２０２２年度からスタートする「君津市総合計画前期基本計画」の素案をまとめた。基本構想で定めた将来ビジョンを実現するための施策や、将来ビジョンを加速させるための戦略的プロジェクトおよび地区ごとの拠点づくりの方向性を示した。拠点づくりでは、市街地のリノベーションを進めるとともに、新たな核づくりとして、君津インターチェンジ周辺における産業の受け皿づくりに取り組む。
　将来ビジョンの実現に向けては、▽経済と環境が調和したまち（経済、環境）▽誰もがいきいきと生活できる地域共生のまち（健康、福祉）▽安心して子育て、子育ちできる学びを楽しめるまち（子育て、教育、文化）――など５項目を柱に施策を展開。
　子育てにおいては、子育て支援の拠点となる（仮称）市立貞元保育園の整備に取り組み、安全安心・都市基盤では道路インフラの計画的なメンテナンスや幹線道路の整備を促進。このほか、公共施設の再整備や空き公共施設等の利活用を進める。
　一方、拠点づくりでは、市内を▽君津地区（君津駅周辺・君津ＩＣ周辺）▽小糸・清和地区▽小櫃・上総地区――に区分し、各地区において拠点づくりを進め、拠点をベースとした地区間連携を促進するとともに、市域を越えた広域連携に取り組むこととした。
　同計画は、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」および国土強靭化地域計画を包含し、計画期間は26年度までの５年間とする。