日建学院福井校(福井市中央3丁目、三谷中央ビル4階)が、県内における2021年の1級建築士合格者21人のうち、15人が同校生で占める、という高成績を上げた。
占有率は7割超(71・4%)。昨年に続く7割超で、高成績を継続する結果となった。
合格者中、ストレート合格者は6人。このうち5人が同校生(83・3%)という成果も。教育システムの優秀性を改めて示した。
生講義とともに、映像講義も並行して行う、独自の二刀流システムが日建の特長。
スタッフ代表の竜田佳江さんは、「コロナ禍(2年目)に遭っても、生徒の皆さんが、ほんと真面目に、日建に通って頂いた成果。一人1机で臨むなど、3密回避の徹底は、当たり前。スタッフ全員も、生徒さん一人ひとりに向き合い、時々の課題の解決へ、声掛けした、積み重ねが奏功した」と、腕まくり。
そのシステムの優秀性については、こう分析。「映像時間中に、講師の先生が採点して効率よく、スムーズな授業進行が可能。週1で開催される、特別実習の効果も大きい」と、アピールする。
特別実習とは、「授業のない日でも、先生に来校頂きます。生徒さんにとっては、直接、気軽に、フリーに質問できる点がいい」と強調する。「多角的な視点を育てるため、担当講師以外の指導も受けやすい環境に。疑問を後回しにしない。一つひとつ、しっかりと押さえていく授業」と、理解の深化と徹底を促す内容をPR。
福井校は1980年(昭和55年)に開校以来、合格1位の達成を継続中。日建を選び、信頼してくれた、生徒さん(業界)のお陰と、心から感謝する。今回も、合格に責任を持ち、コロナに臨んだ成果だ。100年企業に向け、「教材や授業がいいのは、いわば当たり前。合格に重要なのは、ここに来れば、やる気がみなぎる先生と、スタッフたちがいる。合格にこだわり続け、日建は本当にいいと、言ってもらえる学校づくりを、今後も」(同校の玉邑陽二事務局長)と話している。