名古屋市上下水道局は1月4日、2021年度の発注見通しの定期公表(第4回)を公表する。追加する工事は173件。26年アジア大会選手村の基盤整備で初弾工事となる雨水貯留施設築造を追加している。工種別では、下水道32件、水道1件、配水管101件、建築4件、とび・土工・コンクリート2件、電気6件、管1件、鋼構造物1件、舗装1件、機械設備14件、水・汚泥処理設備7件、計装設備3件。
アジア大会選手村の基盤整備は、港区泰明町1丁目地内雨水貯留施設築造で、ボックスカルバート3200_×2250_×2連を延長310b敷設する。工期は16カ月間。
水道では、犬山導水路E管整備で、第3次工事を追加。パイプインパイプで管径1000_、延長は900b。工期は20カ月間。場所は守山区村合町地内。すでに公表済みの同第2次工事(守山区川北町)と合わせ、E管整備は2件を第4四半期に公告する。
建築では、熱田ポンプ所第2ポンプ棟の耐震補強工事を追加。工期は11カ月間。
機械設備は、大治浄水場第3急速ろ過池設備(流入弁等整備、表洗装置整備、工期20カ月間)などを追加。
水・汚泥処理設備は、春日井浄水場の活性炭注入設備更新(工期23カ月間)を挙げている。
提供:建通新聞社