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　安積中高一貫校整備事業基本・実施設計業務の公募型プロポーザルは、最優秀賞に千葉学建築計画事務所が決まり、福島県教育庁は23日、同事務所と8999万1000円（消費税込）で契約した。納期2023年1月16日。次点はNASCA+partners設計共同体。6〜7月に公募。26者の応募があり、6社にヒアリングを実施した。
　建設計画は、県立安積高校内の安積歴史博物館（歴博）南側に、中高一貫棟2〜3階建て延べ約4240�uを整備する。医大など難関大学を目指す生徒を養成するとともに、STEAM教育実践の場とするもの。建設地にある既存施設（家庭科総合実習棟等、図書館棟、駐輪場）の解体設計とこれらを既存校舎に設けるための改修設計も含む。
　21〜22年度で基本、実施設計、23〜24年度で建築工事を行い25年度に開校する。工事費は新築、既存解体・改修を含め約20億円。
　審査は小野田泰明東北大学大学院工学研究科教授を委員長、速水清孝日本大学工学部建築学科教授を副委員長とした8人で構成する審査委員会が行った。