国道178号岩美道路の補正予算対応で、県土整備部は22日、東浜IC付近(岩美町陸上)の大型工事2件の設計内容を固めた。2件を合わせた工事費は5億円以上。年内に調達条件を決めて、年明けに公告する。
続行する東浜IC付近の改良は、IC側から6工区と7工区に分けて発注する。
県道路建設課によると、6工区は延長420bにわたり法面1万1000立方bを掘削し、1万5000立方bを盛り土する。カルバート工や排水工を含めた工事費は2億数千万円。
一方、7工区の延長は590b。掘削1300立方bや盛り土4万6000立方b、排水工を施工する。工事費3億円弱。
2件の公募にあたっては、県内土木一般A級2社JVが対象になりそうで、公告後2月上旬に開札する。いずれも工期10月末。
岩美道路を巡っては、今回の国補正27億円が配分。すでに工区割りを決めており、うち本庁発注分は6工区、7工区のほか、日野谷工区の改良3億円弱、浦富高架橋の舗装工5億円弱を計画。年明け以降に具体的な発注条件をまとめ、順次執行する。
日刊建設工業新聞