守口市は寺方ポンプ場の更新事業について、民間活力を導入したDB方式を採用することを明らかにした。市は同方式の導入に当たり、12月16日に民間事業者に対しての事業説明会を実施。今後のスケジュールなど事業の詳細を年末から年明けにかけて公表する見通しだ。
計画では、寺方ポンプ場の建て替えと下水道終末処理場の汚泥処理施設の撤去を行う。建て替え後の排水能力は既存能力の毎秒2・77立方bと同程度のものを想定しており、接続管の種類や口径、ポンプ数などの詳細を検討している。
現在の寺方ポンプ場は、供用開始から55年以上が経過し、一部の設備は改築、更新しているものの、土木建築構造物の老朽化が進んでいる。所在地は守口市南寺方東通1ノ7ノ7。保有するポンプ台数は5台。敷地面積は約4590平方b。
現在、NJS大阪総合事務所(大阪市中央区)が2023年3月31日までの納期でアドバイザリー業務を担当している。
提供:建通新聞社