名鉄運輸(名古屋市東区葵2ノ12ノ8)は、小牧支店の移転新築として、江南市で計画していた新物流倉庫「名鉄トラックターミナル中部(仮称)」の施工者を決め、着工した。2023年春の開業を目指し現在、外構工事などを進めている。
規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2万9100平方b。主に1階をバース、2〜3階を倉庫として活用する。また、鉄骨鉄筋コンクリート造4階建ての事務所棟も併設する。事務所棟には小牧支店の機能を移す他、1階に小牧支店の機能や名鉄のグループ会社が入居。2階にも同社名古屋支社が入る。3〜4階には休憩室などを設ける見通し。
建設地は江南市南山町東。この県道155号井之口江南線沿いの敷地約3万8000平方bに新倉庫を建設する。
設計・施工は大和ハウス工業(大阪市北区)が担当している。
「既存の小牧支店は解体予定」
名鉄運輸は倉庫新設後、早期に既存の小牧支店を解体する見通しだ。跡地は倉庫としての活用を検討している。既存の小牧支店の規模は鉄骨造延べ面積約5300平方b。所在地は小牧市新小木3ノ7で、敷地面積は約2万5000平方b。
提供:建通新聞社