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　綾瀬市は、綾瀬タウンヒルズショッピングセンターの敷地２万６９３２平方�bと旧消防本部庁舎跡地６０７０平方�bについて、事業用定期借地権を設定して貸し付ける。一体的に活用する事業者をプロポーザル方式で募集、参加表明は２０２２年１月17日まで受け付ける。
　対象地は東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジから約１・６�`に位置し、県道42号線に面する綾瀬市の中心に位置する近隣商業地域（建ぺい率80％・容積率２００％）。綾瀬タウンヒルズショッピングセンター（深谷中１ノ１ノ１）は、運営する三菱ＨＣキャピタルとの事業用定期借地権設定契約が25年３月に期限を迎える。それに合わせ、隣接する旧消防本部庁舎跡地（深谷中１ノ２ノ１）と一体的に有効活用する。
　提案内容の基本条件は、「中心市街地活性化の基本方針及び再編方針」に基づき、中心市街地活性化のための土地利用と施設整備の提案を求める。基本方針は「新たなにぎわいを創造するまちづくり」「本市最大の商業・サービス業拠点のさらなる充実」としている。
　応募条件は、商業施設の建設・経営・管理について優れた企画力のある企業、または企業グループ。参加資格審査通過者による応募を22年３月１〜31日に受け付け、４〜５月に提案地代上位５社によるプレゼンテーションを実施、７月中旬に優先交渉権者（第３位まで）を選定する。８〜９月に優先交渉権者との協議・調整を行い、９月下旬に基本協定を締結する予定。
　事業対象地は分割することなく、すべてを活用するものとし、借地権設定期間は、貸付開始日から30〜50年の期間で事業者が提案した期間とする。土地貸付料は、月額１平方�b当り４５４円以上で、事業者が提案した額以上であることを条件に基本協定締結時に協議の上、決定する。工事は土地の引き渡しの翌日から起算して６カ月以内に現地着手する。
　綾瀬タウンヒルズショッピングセンターの施設は、三菱ＨＣキャピタルが契約期間終了後90日以内に解体・撤去し、原状回復する。施設解体時には土壌汚染状況調査を行い、調査の結果、土壌汚染が確認された場合は除去措置を実施する。
　問い合わせ先は、公共資産課公共施設マネジメント推進担当。　提供：建通新聞社