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建通新聞社(岡山)
2021/12/22

【岡山】美作市 本庁舎整備基本構想案公表

 美作市は、本庁舎整備の基本構想案を公表した。事業スケジュールでは第4四半期中に設計プロポーザル方式で設計者を公募し、早ければ2022年度第4四半期を目途に施工者の一般競争入札公募を行う見通し。建築工期は15カ月、機器設置や移転に3カ月、既存市庁舎の解体撤去工事に5カ月を想定し、25年3月に本庁舎移転新築を完了したい考え。
 本庁舎の移転場所は、安全性が高く防災拠点として機能する豊国原周辺に固まっており、防災拠点全体計画7・2fのうち、美作インターチェンジ西南沿いの約1・7f(庁舎敷地約1・3f)に建設する。検討中の本庁舎規模は、分散している保健福祉部、上水道課、下水道課、教育委員会を集約するため、延べ床面積7000平方bを必要面積とした。敷地利用は、庁舎建築面積3000平方b、屋根付き車庫750平方b、露店駐車場9400平方b、通路や植栽など4850平方bで合計1・8f。このうち駐車場は、公用車100台(うち30台は屋根付き車庫)、来庁者用100台、職員駐車場300台の合計500台分に1万0150平方bを確保する。
 概算事業費は、本庁舎43万円/平方b(車庫20万円/平方b)、造成約8700円/平方bの単価で総事業費約45億円(建築費32億円)を見込んでいる。内訳は、用地費と造成費2・7億円、建築費31・6億円、外構1・65億円、測量試験費と設計監理費2・3億円、什器備品・移転費1億円、各種システム移転構築費3・65億円、現庁舎解体費2・1億円としている。合併特例債の活用を想定している。

提供:建通新聞社