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　関東地方整備局は、２０２１年度補正予算において３７８７億４１００万円の配分を受けた。千葉県の補助事業等配分額は、未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動28億４８００万円と防災・減災、国土強靭化の推進など安全・安心の確保（防災・減災、国土強靭化のための５か年加速化対策）２１０億５２００万円。国庫債務負担行為（ゼロ国債）は配分されていない。利根川下流および江戸川では、流域治水の一環として５か年加速化対策により築堤を実施。また、国道４６８号首都圏中央連絡自動車道大栄〜横芝においては、24年度の開通に向けて改良工事を実施する。
　千葉県の補助事業等配分額の内訳は▽「新しい資本主義」の起動＝道路５４００万円、市街地整備１０００万円、社会資本総合整備27億８４００万円▽安全・安心の確保＝治水25億８４００万円、道路23億７７００万円、下水道１億８０００万円、社会資本総合整備１５９億１１００万円。
　補助事業では、一宮川河川激甚災害対策特別緊急事業や、国道１２６号銚子連絡道路山武東総道路二期を進める。
　一宮川については、19年10月の台風21号に伴う豪雨による浸水被害を踏まえ、早期に地域の安全性向上を図るため、河道掘削工事などを実施。
　山武東総道路二期に関しては、災害時においても速やかに緊急車両や一般車両の通行を確保するため、改良工事を実施し、道路ネットワークの機能強化を推進する。