2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会(大阪府、大阪市、在阪経済3団体)は、大阪館(仮称)基本設計(建築・設備)の公募型プロポーザルを行い、東畑建築事務所本社オフィス大阪(大阪市中央区)を最優秀提案事業者に選定した。次点は一級建築士事務所ペリクラークペリアーキテクツジャパン。プロポーザルに参加したのは5者。
パビリオンのコンセプトの策定、構造や施工計画、資材、環境負荷低減、会期後の概略方針などの提案を求める。履行期間は22年5月31日まで。
施設の延べ床面積は約8950平方b。構造は未定。建物の規模は2階建て(一部3層)、高さ約12b(一部約20b)を想定。建設地は大阪市此花区夢洲。敷地面積は約1万0800平方b。
大阪館の建設は、22年度末までに基本設計と実施設計を行い、23年4月に着工する。工期は23年4月〜25年3月。
実施設計の委託先と、設計段階から施工業者が技術協力するECI方式による施工予定者はそれぞれ早ければ22年7月にプロポーザルで募集する予定だ。発注者は未定。
提供:建通新聞社