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新建新聞社
2021/12/17

【長野】長野市 信州新町の小中学校多目的棟

第4四半期に杭・建築・電気・機械
監理委託も第4四半期に公募型で発注
 長野市は、12月15日公表の12月期発注見通しに信州新町の小・中学校多目的棟建設関連を新規に5件追加した。発注時期はいずれも第4四半期。杭地業、建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事の4工事は事後審査型一般競争で分離発注するとともに、監理業務は公募型競争入札で公告する。
 同事業は、老朽化著しい信州新町小学校の機能を現在の信州新町中学校に移転させ、中学校施設の改修と増築対応で、小中一体の教育施設を整備するというもの。
 工事規模は、多目的棟増築(S造一部軽量鉄骨造平屋建て、延べ約804u)、渡り廊下1(増築:S造平屋建て、延べ約40u)、渡り廊下2(増築:S造平屋建て、延べ約80u)、校舎棟改修(RC造3階建て、延べ3913u)、厨房棟改修(S造平屋建て、延べ140u)、プール外解体一式。
 増築する多目的棟には、ホールスペースのほかプラザとして活用可能な図書館(180u)を設け、既存校舎と渡り廊下で連結させる。概算事業費は、国庫補助金や市債含めて総額4億2500万円を見込み、昨年度からグローバル企画設計(長野市)が実施設計を担当していた。
 このほか、今回の発注見通しには新規に工事18件と委託3件を追加。ゼロ市債は12件でいずれも第4四半期の発注となる。

提供:新建新聞社