魚津市は、建て替えを予定している室内温水プールの基本計画の中間報告をとりまとめた。建設予定地をありそドーム(北鬼江地内)の駐車場とし、2022年度から設計に入るとした。
建設候補地にはドームの駐車場のほか、ドーム向かいの駐車場、隣接する市浄化センター敷地内が挙がっていたが、利用者の利便性などを考慮し適地とした。計画では総合体育館プールより規模を抑え、観覧スペース付きの25メートルプールや小プールのほか、採暖室、コミュニティスペースなどを設ける。市が整備して、指定管理者制度を導入する方針だ。2023・24年度の2カ年で施工し、25年度のオープンを目指す。
現在の室内温水プール(本江地内)は1979年に完成し、築後40年以上経過して老朽化が著しい上、非耐震化施設。小学校プール施設も同様に老朽化が激しく、少子化時代に対する適正な公共施設のあり方を検討した結果、改修などせずに順次、現室内温水プールへ移行し、将来的に新しい室内温水プールへ統合することを決めた。