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建通新聞社(岡山)
2021/12/17

【岡山】備前市 旧アルファビゼン活用 年度末方針へ

 備前市は、旧アルファビゼン跡地活用について、新たな計画見直し案として既存施設の一部を解体減築した活用を想定し解体設計費2990万円を11月補正予算案に盛り込んだ。予算承認を経て委託し、早ければ年度末を目途に減築案の骨格をまとめ従来案と比較検討し、方向性を固める方針でいる。
 減築案は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下2階地上7階建て延べ約3万0352平方bの既存建物のうち、駐車場部分や上層部などの一部を解体除却し、残りの建物に周辺の中央公民館や福祉センターを集約し、さらに空きスペースを活用した専門学校誘致にも対応する。規模は固まっていないものの、必要施設は4階建て延べ6000平方b程度を想定している。跡地活用方針が減築案に固まれば、早期に解体工に取り組むことも見込まれる。
 一方、従来案は、全建物を解体除却した後、鉄骨造平屋807平方bの建屋や屋外便所などを新築し、多目的ホールや学習読書スペースの他、芝生広場や屋根付き広場、レンタル自転車ステーション、バス停などを配備する計画で、前年度中に丸川建築設計事務所(岡山市北区)で基本計画をまとめている。

提供:建通新聞社