国土交通省中国地方整備局は国道2号笠岡バイパス事業で、新神島大橋(しんこうのしまおおはし)鋼上部工事の一般競争入札を2021年度中に公告する方針。
発注する部分は同橋の東側部分で、概要は橋長256b、幅員9・5b、最大支間長90bの鋼4径間連続細幅箱桁橋。資材は鋼板900d程度を見込む。発注規模は15億〜30億円、工期は31カ月、施工場所は笠岡市横島。
笠岡バイパスでは現在、入江地区の側道橋付近の東岸・西岸の下部工を進めている。笠岡湾では下部ケーソン工事に向け、仮設ヤードを設置するための海底の均し作業を進めている段階。下部工の工期は22年11月までの予定で、スムーズに架設作業に入れるよう新年度から上部桁の工場製作を始める。鋼4径間に連続する橋の西側は橋長120〜130bの3径間プレキャストコンクリート橋を予定しており、西側の切土の進捗に合わせて発注する。さらに西側ではカブト南地区、寺間地区など干拓地の地盤改良を進めている。
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提供:建通新聞社」