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　富山市議会厚生委員会は１４日開き、市から総合体育館の維持管理におけるＰＦＩ等民間事業化の経過報告があった。現時点でＰＦＩ導入の可能性を残しつつ他手法も調査・検討し、２０２２年度当初に事業内容・手法の方針を決定するとした。
　これまでにＰＰＰ／ＰＦＩ導入可能性調査などを行ってきたが、ＰＰＰ事業手法検討委員会に諮ったところ「現在の事業内容ならば、ＰＦＩ以外の事業手法も含めて検討し、より適切な手法を選択する必要があるのでは」との答申を受けた。このため、今年度末まで事業手法を検討し、２２年度に方針を決める。ＰＦＩ事業の場合、２２・２３年度でＰＦＩ法に基づく手続き（実施方針公表、事業者公募など）を行い、２４年度に事業開始。他の手法の場合は、２２年度に債務負担設定、公募などを行い、２３年度中にも事業開始する。
　同体育館は１９９９年に建設されてから２０年以上が経過し、建築・設備の老朽化への対応が課題となっている。