福井県は、越前町梅浦における一般国道365号のバイパス整備について、23年度の完成を予定している。2022年度以降の残事業費は20億1135万円で、現在のところ未発注の構造物は、3号橋の橋台1台と上部工および4号橋の橋台1台と上部工。
3号橋は橋長が76メートルで、2径間。4号橋についても同じく、橋長76メートルで2径間となっている。
国道365号の当該区間は道路幅員が狭く、急カーブの個所があり、安全で円滑な交通に支障をきたしている状況。そのため、安全で円滑な交通の確保を目的としてバイパスを整備し、強靭な緊急輸送路の確保や、越前町の観光・産業の振興を図る。
全体延長は1220メートルで、幅員は9・0メートル(車道幅員6・0メートル)。
3、4号橋以外の構造物はトンネル(215メートル)および5号橋(189メートル)。11年度に事業採択されたもので、16年度に工事着手した。今年度末の進捗率は事業費ベースで74・9%に達する見込み。