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建設経済新聞社
2021/12/14

【京都】上京区の市有地売却入札 2件とも住友不動産が落札

 京都市上下水道局は13日、令和3年度市有地の売却に係る一般競争入札の結果を公表した。対象の2件ともに住友不動産梶i東京都新宿区)が落札した。
 売却対象は、1号物件が上京区のきた下水道管路管理センター跡地(元北部管理事務所跡地)《=写真左側》、2号物件が北部給水工事課跡地(元丸太町営業所跡地)《=写真右側》で隣接する土地。丸太町智恵光院交差点の南側に位置する。
 上下水道局は、当該2物件について、2月16日入札で一般競争入札により売却を公告したが、2件とも入札者がなく、2月の公告と比べ予定価格を11%引き下げて6月16日に再公告したが、これにも入札者がなかった。
 3回目となる今回の公告では、前回(2回目)の公告と比べ予定価格を約30%引き下げて設定。1号物件は8億8500万円(前回は12億6380万円、前々回は14億2000万円)、2号物件は7億2300万円(前回は10億3240万円、前々回は11億6000万円)とした。
 1号物件の入札参加者は、住友不動産梶A総合地所梶A潟_イマルヤ、椛ラ明ハウジングの4者(潟_イマルヤ、椛ラ明ハウジングは辞退)。入札の結果、住友不動産が11億2000万円で落札した。
 2号物件の入札参加者は、住友不動産梶A潟_イマルヤ、総合地所梶A日本ホールディングス梶A椛ラ明ハウジングの5者(椛ラ明ハウジングは辞退)。入札の結果、住友不動産が10億2800万円で落札した。
 担当は京都市上下水道局経営戦略室。
 落札結果、物件概要は次の通り(@所在地A地積B現況C予定価格)。
▽1号物件(売却条件付)=@上京区日暮通丸太町上る西入西院町915、上京区千本通二条下る東入主税町936(きた下水道管路管理センター跡地)(元北部管理事務所跡地)A1318・05uB更地C8億8500万円D住友不動産括E11億2000万円
▽2号物件(売却条件付)=@上京区竹屋町通千本東入主税町1120(北部給水工事課跡地)(元丸太町営業所跡地)A1714・95uB更地C7億2300万円D住友不動産括E10億2800万円
 主な売却条件をみると、1号物件は地域活性化の観点からできる限り早期に物件を活用すること等、2号物件は京都市地域コミュニティ活性化推進条例の趣旨を踏まえ、居住者と地域住民が使用できる50u以上の集会室・談話室・会議室等を1階に設置すること、地域活性化の観点からできる限り早期に物件を活用すること等。