「令和3年発生災害第6次査定」が10日まで実施され、県下の公共土木施設32カ所に5億2800万円の復旧費が認められた。
県技術企画課によると、今回の査定対象は8月秋雨前線(13〜20日)の活発化による大雨被害。日南町内の県と町施設が中心だった。
査定結果は県施設25カ所に4億5800万円、町施設7カ所に7000万円。河川では日野川(湯河)のコンクリートブロック張り706平方bとオオサンショウウオブロック10カ所に6300万円、印賀川(折渡)のコンクリートブロック積み50平方bと根固めブロック工に4600万円が決定した。
また、砂防では九塚川(豊栄)のコンクリートブロック積み16平方bと大型ブロック積み33平方bに3800万円など。今後、県と町は早期復旧に取り掛かる。
引き続き、第7次査定は今22、23の両日実施され、倉吉市と米子市の施設被害3カ所に5億5000万円が申請される。
日刊建設工業新聞