建通新聞社(神奈川)
2021/12/13
【神奈川】横浜市 山下ふ頭再開発2030年ごろ供用
横浜市の山下ふ頭再開発の進め方について山中竹春市長は10日、2030年頃に新たなまちを供用したいとするスケジュール感を明らかにした。
今月末から半年程度をかけて市民意見を広く募集するとともに、実績のある民間事業者から開発事業の提案を募集。対話をしながら新たな事業計画の条件整理を行い、事業の枠組みを検討する。
それを受けて地元関係団体や有識者などで構成する委員会を設置し、透明性を確保しながら議論を進め、新たな事業計画を策定するとした。
市会21年第4回定例会本会議で山浦英太氏(立憲民主党)の一般質問に答弁した。
市民意見の募集はリーフレットやインターネットを利用して幅広く行うほか、市長も自ら地域に出向いて意見交換を行う。「夢と希望、楽しさのある新たなまちづくり」(山中市長)を目指し、率先して再開発を推進する。
山中市長はこれに先立つ12月7日の市会本会議で「26年の事業化を目指して新たな事業計画を策定する」と答弁しており、順調なら今後5年程度をかけて事業計画をまとめ、4年間で施設建設などインフラ整備を進めることになる。 提供:建通新聞社