瑞穂市は、横屋第一地区で計画している組合施行の土地区画整理事業を進めるため、基本計画の地元説明を12月中旬から始める。合意を得た上で2021年度内に事業認可を申請する。早ければ22年4月に認可を得て組合を設立する。順調にいけば22年度から測量設計に着手する考えだ。この他、隣接する牛牧宮上周辺地区でも組合施行による土地区画整理事業を計画しているが、こちらは具体的な見通しが立っていない。
横屋第一地区は、北が樽見鉄道と犀川の交わる地点、南が東海道本線、東は犀川、西は樽見鉄道までのエリアの計約20fが対象。現状は主に宅地や農地となっている。19年度に横屋第一土地区画整理事業準備委員会(佐倉孝价委員長)を設立している。
具体的な動きが見られない牛牧宮上周辺地区は、地元説明による合意形成を進めているが、事業認可の申請や組合設立の時期についての見通しが立っていない。
同地区は、東海道本線から南側で犀川から東側の約1fのエリアが対象。現状は主に農地となっている。16年度に牛牧字宮上地区土地区画整理事業発起人会(生田耕一会長)を設立している。
両地区ともに道路や区画の形状がいびつなことから、良好な住環境の形成を目的に事業を進める。
地元説明は、20年度に岐阜県都市整備協会(岐阜市)に委託してまとめた区画形状や対象エリアなどを基に進めている。
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建通新聞社