国補正予算を活用して県がまとめる追加補正予算は344億円規模に膨れ上がった。新型コロナウイルス第6波対策のほか、公共事業関連は223億円に及ぶ。開会中の11月定例県議会に追加提案する。
公共事業は土木公共が183億円規模のほか、農林公共は農地防災事業8億5500万円などが加わった。県営ため池改修に1億7100万円、県営特定農業用管水路に2億4500万円を前倒しする。
農業農村整備事業は基幹水利施設ストックマネジメントに1億2500万円など2億7000万円。また、債務負担行為5億4800万円を設定して畑地帯総合整備や農地集積化農地整備を促進する。
境港高度衛生管理型市場には13億5600万円を補正。カニかご上屋増改築改修工事などに取り組むほか、2号上屋改築工事の継続費に振り向ける。
このほか、布勢陸上競技場はトラック舗装(スーパーX)の張り替えに3億6000万円。県立特別支援学校施設には2億4400万円を予算化し、2校のエアコン更新に8600万円、1校の屋上防水に3800万円、1校のトイレ改修に4300万円、3校の教室LED化に7600万円を配分する。
日刊建設工業新聞