トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2021/12/08

【福井】新たなランドマークに/芦原温泉駅西口賑わい施設起工式/あわら市

 あわら市が整備する「(仮称)芦原温泉駅西口賑わい施設建設工事」の安全祈願祭・起工式は4日、春宮1丁目地係の現地で執り行われた。関係者約40人が参加する中、工事の安全と無事の完成を願った。
 式では苅初の儀を佐々木康男市長が、穿初の儀を設計者の木下設計の木下賀之代表取締役が、堀初の儀を施工者を代表して三越建設工業の濱野一志代表取締役社長がそれぞれ行い、工事の無事を祈った。
 佐々木市長はあいさつで「賑わい施設は市のランドマークとなるべく、屋内の賑わいホールや大屋根付きの半屋外の賑わい広場を整備する」とした上で、賑わいホールでは200インチの大型モニターを設置し、観光情報の発信やパブリックビューイングの開催も可能な空間とすることなどを紹介。新たな賑わい創出の拠点として、期待を寄せた。
 また、施工者を代表して三越建設工業の濱野一志社長が「建物には県産品の木材をふんだんに使用する」とアピールし、無事故・無災害での工事完了に向け、気持ちを新たにした。
 (仮称)芦原温泉駅西口賑わい施設は、建設規模がS造3階建て延べ1948・47平方メートル。1階は賑わいホール・広場、観光案内所、カフェレストラン・物販店舗、トイレ、授乳室、救護室、倉庫、2階は魅力体感施設、事務室、機器操作室、倉庫で構成。3階は自由通路との接続通路、吹き抜けとなっている。
 施工は、建築を三越建設工業・角谷木材建設JV、電気設備を三和商会・山田電気商会JV、機械設備を三和商会・角谷木材建設JVがそれぞれ担当する。設計は木下設計。

hokuriku