美作市は、第5回庁舎・文化施設・防災公園の整備に関する建設特別委員会を開き、地権者の同意がほぼ得られた状況を踏まえ市庁舎建設を優先することを決めた。今後、予算を確保し第4四半期中に設計を委託する。工事については順調なら2022年度下期に発注し、24年度内の完成を目指す。
併設施設となる防災公園は庁舎と密接なため庁舎とともに進捗を図る一方、文化施設については更に計画を検討し事業を推進する。
庁舎の規模は今後の設計で固めるため、12月補正予算案に債務負担行為2億3000万円を設定し、21年度中に設計に着手する。工事着手までに設計内容を踏まえた市庁舎位置条例変更、用地確保、開発申請や事業認可などの各種手続きを進め、順調に進めば22年度下期に工事発注し、24年度末までの合併特例債を活用した建設費確保を見込む。
事業全体は、美作インターチェンジ西南沿いの約7・2fに市役所、文化施設、防災公園を建設する計画で、これまでに各施設の配置例などが示していた。市庁舎建設には既設道路付近約1・3fを見込む。全体的に防災公園機能を持たせるが、文化施設を含めた配置は今後詳細を詰めていく。
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提供:建通新聞社」