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　福島県の田村広域行政組合（村上昭正代表理事）は、田村地方衛生処理センター（し尿処理施設）を2期に分けて解体撤去する。同組合が1期工事を行い、2期工事は2023年3月末の組合解散後、田村市が引き継ぎ、別途発注する。同組合が6日、1期工事の条件付一般競争を公告した。申込期限20日、22年1月7日午前10時半から同組合で開札する。
　単独か3者以内のＪＶが対象。単独、ＪＶとも田村市、三春町、小野町に本社か支社・支店があり、単独とＪＶ代表者は経審の建築一式総合評定値650点以上、ＪＶの構成員は同550点以上などが要件。単独とＪＶ代表者は同種工事の施工実績が必要となる。
　田村市船引町春山字三合内258地内約2haにある衛生処理センター（ＲＣ造の汚泥処理棟、混合貯留槽など）を解体撤去する。解体工事設計は日産技術コンサルタント。1期工事の工期23年3月10日。
　センターは1966年、嫌気性消化処理方式で運転を開始。95年には汚泥乾燥焼却施設を整備した。三菱化工機の設計施工。