佐川町は「新文化拠点(仮称)」の新築に向けた基本設計者選定に伴う公募型プロポーザルの1次審査結果を公表した。参加した14者のうち1次審査を通過したのはハウジング・森下大右・ishibashinagara設計共同企業体、若竹まちづくり研究所・STUDIO YY・ワークステーション設計共同企業体、細木・NASCA設計共同企業体、建築設計群無垢+スターパイロッツ設計企業体の4者。12月12日に2次審査として4者の公開プレゼンテーションなどを実施し、20日に最優秀者を公表する。契約後、基本設計業務を2022年6月までに完了させる。
同町は引き続き、実施設計業務の委託方法などの検討作業を進める。基本設計の概要を踏まえたワークショップの開催も計画している。
新文化拠点は、図書館機能とデジタルを活用したものづくり機能を合わせ持つ文化施設で、現図書館の東側町有地などに建設する。延べ床面積は1200平方bで、構造や階数は設計者の提案を基に決めるが、できるだけ木を使った構造やデザインを求める。工事費は設備、器具類、外構を含め6億円以内。工期は23年6月から24年3月まで。
建設地は乙1862ノ1他。
提供:建通新聞社