自民党参院議員の山田修路氏は3日、金沢市のホテル日航金沢で会見を開き、来年春に行われる石川県知事選挙への立候補を正式表明した。
山田氏は会見で「衆院選後、多くの皆さんから立候補の要請を受け、地方の活性化をふるさと石川県で実現していきたいと考え、立候補する決意を固めた」と語った。
政策面に関しては「地方の活性化を実現するには様々な政策を総合的に講じていく必要がある」などとし、政策の全体像は後日、整理して公表する考えも示した。
議員辞職の時期は「できるだけ早く辞職したいと思っているが、党本部から臨時国会の間は活動を続けてほしいと要請があり、臨時国会後、通常国会が始まるまでに党などと相談し、影響が少ない時期に決めていきたい」と述べた。
山田氏は加賀市出身。1976(昭和51)年に農林省(現農林水産省)に入省し、水産庁長官、農水審議官などを歴任。2013年7月の参院選県選挙区で初当選、現在2期目を務めている。
なお、県知事選には馳浩前衆院議員が既に出馬を表明し、山野之義金沢市長も意欲を示す。