社会福祉法人小杉福祉会(射水市池多、倉敷博一理事長)が、小杉ふれあいセンター跡地利活用事業で計画する「あいあい保育園移転新築工事」は22日、指名競争入札で開札される。
建設規模はS造平屋一部2階建て、延べ床面積約1070平方メートル。あいあい保育園(南太閤山)が南太閤山17丁目に位置するセンター跡地の一部に移転新築される。工期は2022年1月〜23年1月までを予定する。
幼保連携型認定こども園となり、定員は115人。23年4月の開園を目指す。
同法人は、射水市のセンター跡地利活用事業に係る公募型プロポーザルで、最優秀提案者に選ばれた。事業計画書によると、コンセプトは「老若男女集うテーマパーク・楽しく生きる」で、あいあい保育園の移転新築に加え、▽サービス付き高齢者住宅事業▽カフェ・食堂▽リハビリ特化型デイサービス事業▽地域住民も利用できるフィットネスジム▽浴場▽障害者就労継続支援B型―などの複合施設を提案している。法人によると、新型コロナウイルスの影響が経営など様々なところに出ていることから、保育園を先行させたとする。複合施設については機能を改めて検討しており、保育園開園後の24年度にも建設したい意向だ。
市では、既存建物の解体を終えており、市議会12月定例会(7〜24日)での議決を得て売却する。敷地面積は約7200平方メートルで、価格は1億2240万円。
設計は福見建築設計事務所(富山市弥生町)が担当。