日本工業経済新聞社(群馬)
2021/12/02
【群馬】群建協がリカレント研修を開催
群馬県建設業協会(青柳剛会長)は1日、群馬建設会館で2021年度リカレント研修の開講式を開いた。入社3〜5年目程度の若手技術者12人が参加し、基本的なことから最新技術まで幅広く学びなおした。
冒頭、青柳会長は「変化の時こそ新しいことが生まれる。この研修は東京に行かなくても本格的な研修が受けられるのがメリット。研修で最先端を進むことでまとまりも出てくると思う」とあいさつした。
研修は国土交通省関東地方整備局と県の後援で開催した。
国土交通省高崎河川国道事務所の福井貴規所長はリモートで出席し「生産性向上は担い手確保のための最重要課題の一つ。現場が変わり始めているなかで改めて学ぶことは大変意義あること」と話した。続いて、県県土整備部の眞庭宣幸技監は「先駆けてこうした研修を開催していただくことは大変重要なこと。これからも最新技術を活用できるよう官民で連携していきたい」とあいさつした。
研修は土木技術者向けに8回、建築技術者は4回にわたり22年1月19日まで開催。基礎から最新技術までを丁寧に学びなおし、スキルアップを図る。