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　横浜市建築局は、夏季の熱中症対策として市立小・中学校の体育館に空調設備の設置を進めており、２０２２年度は28校の体育館や特別教室に設置する。これまでに設計業務を４件に分け日本環境設計（横浜市中区）らに委託した。納期は22年１月。工事を22年度の前半と後半に分け１校ずつ発注する。
　体育館への空調の設置は20年度に試験施工を行った結果、全５００校に設置することとし、今後数カ年をかけて工事を発注する。内訳は空調新設対象が２６７校、比較的新しい体育館の85校はスポットクーラーで対応。建て替え予定の78校と大規模改修予定の67校は除外する。マルチエアコンやスポットクーラー、リース方式など学校ごとに最適なシステムを選んで設置し、教育環境を向上させる。
　本年度の設計４件の委託先と対象校は次の通り。
　■永田小学校他６校体育館等空調設備設置その他工事に伴う実施設計（永田小、浜小、岡村中は被服室職員室コミハを含む、小田小、富岡中は第２理科室被服室金工・木工室を含む、上郷小は第２音楽室を含む、本郷特別支援学校）―日本環境設計が１１８０万円で落札
　■本牧小学校他５校体育館空調設備設置その他工事に伴う実施設計（本牧小、仏向小、ろう特別支援学校、旭北中、左近山小、矢部小）―共信設備設計（横浜市中区）が８８８万円で落札
　■相武山小学校他６校体育館等空調設備設置その他工事に伴う実施設計（相武山小、港南台ひの特別支援学校、三ツ境小、長津田小、美しが丘西小、谷本中は第二音楽室と金工・木工被服室を含む、中川西中は第１理科室金工・木工被服室を含む）―日本環境設計が１２７０万円で落札
　■一本松小学校他７校体育館等空調設備設置その他工事に伴う実施設計（一本松小、末吉小は第２理科室含む、矢向中は金工・木工被服室含む、神大寺小は第１理科室含む、子安小、盲特別支援学校、大綱小、新橋小）―二十一設計（横浜市西区）が１４８０万円で落札　提供：建通新聞社