北陸地方整備局金沢河川国道事務所は11月29日、「令和3年度海側幹線(今町―鞍月)道路予備設計業務」の簡易公募型競争入札(総合評価落札方式)の落札者を、3800万円で日本海コンサルタントに決定した。予定価格4730万円、調査基準価格3775万円だった。
業務内容は、地域高規格道路金沢外環状道路海側幹線(今町―鞍月)における道路予備設計、平面交差点予備設計、ダイヤモンド型IC予備設計。履行期間は2022年6月30日まで。
同事業は、白山市乾〜金沢市今町に至る海側幹線約20キロのうち、未着工区間である「今町〜福久」3・2キロと、すでに側道部が供用済みの「大河端〜鞍月」2・4キロの本線部を合わせた5・6キロ区間を直轄の国道8号と位置付け、高架式及び盛土式の4車線道路(第3種第1級)を整備する内容。延長5・6キロ中、土工部分が4・1キロ(73%)、橋梁部分が1・5キロ(27%、10カ所)を占める。このうち橋梁は「今町〜福久」において(仮称)「福久IC」(L=220メートル)や(仮称)「千木IC」(L=230メートル)など5橋、「大河端〜鞍月」では(仮称)「大河端IC」(L=70メートル)、(仮称)「駅西IC」(L=80メートル)など5橋がそれぞれ計画される。