建設新聞社
2021/12/01
【東北・福島】RIA・プレック研JVを特定/福島復興祈念公園管理棟ほか設計
東北地方整備局東北国営公園事務所は、福島県国営追悼・祈念施設管理棟ほか新築設計業務に関する簡易公募型プロポーザル方式を行った結果、アール・アイ・エー(RIA)・プレック研究所JVを特定した。見積もり合わせを経て、年内をめどに契約する。
福島県復興祈念公園は双葉、浪江両町にまたがる中野・両竹(もろたけ)地区48・4fに整備する。国が進める国営追悼・祈念施設エリア約10fと、県が整備する約38・4fで構成される。
設計の対象は公園の南西側入り口付近に設ける管理棟(RC造約800平方b)と、「追悼と鎮魂の丘」の地下に設けるRC造高さ16・5b、延べ530平方bの円筒形施設、そこから外部へとつながる地下通路(出口側、入口側)など。建築、電気設備、機械設備の基本・実施設計を委託する。履行期限は2022年8月31日まで。
なお、全体の基本設計と国エリアの実施設計、修正設計などをプレック研究所が実施。国営エリアの造成は20年度、21年度ともに植留緑化土木が担当している。
提供:建設新聞社