堺市は、PFI方式(BTO)を採用し事業者を選定する「(仮称)堺市立第1学校給食センター」と「(仮称)堺市立第2学校給食センター」の整備運営事業の実施方針を公表した。PFI事業者はWTO対象の総合評価一般競争入札で選定、2022年4月上旬に公告する。
両センターの事業者選定スケジュールは、22年3月下旬にPFI法に基づく特定事業の選定・公表を経て、4月上旬に入札を公告する。その後、現地説明会や個別対話を実施し、6月上旬に入札参加表明書などの受け付けを締め切る。面接審査を経て、9月上旬に落札者を決定、公表する。10月上旬に基本協定を締結後、同月中旬に特別目的会社との事業契約の仮契約を締結。12月中旬の市議会での承認を経て本契約を結ぶ。
事業者決定後、第1センターは23年1月から25年3月までの期間で施設を整備する。開業準備期間などを経て、25年6月から40年3月まで維持管理・運営を行う。
第2センターは23年1月から25年1月までに施設を整備する。開業準備期間などを経て、25年4月から40年3月まで維持管理・運営を行う。
入札参加者の構成員の要件として、建設事業者は建築の総合評定値(P)が700点以上で特定JVの代表構成員の場合は1200点以上(他に900点以上の構成員がいる場合は900点以上1200点未満でも可)。
設計と工事監理事業者は、堺市の建築設計業務の入札参加資格がある一級建築士事務所。
第1センターの建設地は、中区八田西町1ノ1ノ1の敷地2万1505平方b。第2センターの建設地は、南区桃山台1ノ23ノ1の敷地6657平方b。いずれも市街化区域、準工業地域で、建ぺい率60%、容積率200%。
提供:建通新聞社