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建設新聞社
2021/11/29

【東北・宮城】東北初の民間都市再生事業に認定/ヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業

 国土交通省は26日、ヨドバシホールディングス(東京都新宿区 藤沢昭和代表取締役)が仙台市内で進めるヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業(仮称)を東北初の民間都市再生事業計画に認定した。JR仙台駅東口地区の賑わい創出に向け、金融支援や税制上の特例措置などの支援が受けられる。
 ヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業はJR仙台駅東口に隣接する仙台市宮城野区榴岡1の3の1ほか地内の1万1290平方bに、店舗、オフィス、駐車場を備えたS造地下1階地上12階塔屋1階建て、延べ約7万4670平方bの複合ビルを建設する。公共施設として広場785平方b、道路1806平方bも整備する。
 併せて、仙台駅東まちづくり協議会が掲げる「住む・働く・楽しむ・学ぶが混在した多様なアクティビティがあるまち」に呼応し、仙台駅東口駅前広場で歩行空間や賑わい創出のオープンスペース整備・拡充を行うとともに、宮城野通に通じるペデストリアンデッキとエスカレーターの設置により、回遊性の向上を図る。
 鹿島の設計・施工で今月着工、2023年4月末の完成を予定している。
 民間都市再生事業計画認定制度は02年に創設して以来、全国で140件認定されており、東北では今回が初めてとなる。

 提供:建設新聞社