北陸地方整備局営繕部と石川県建設業協会建築委員会との建築工事懇談会が25日、ホテル日航金沢で開かれ、建築工事における働き方改革などについて意見交換した。
懇談会には、整備局から平田哲人営繕部長ら、協会から橋本和雄県協会副会長、真柄卓司建築委員長ら幹部が出席。あいさつで平田営繕部長は「建設業における働き方改革、生産性の向上は重要課題。建築工事でも積極的に取り組んでいく」と強調。真柄委員長は「建設業が魅力ある産業となるよう国のリーダシップをお願いしたい」と要請した。
意見交換で建築委員会側が公共事業予算の確保を求めたのに対して営繕部は、国土強靭化対策という流れに沿って努力する姿勢を示した。働き方改革では2024年4月から時間外労働の罰則付き上限規制が適用になるとして、整備局側は各発注機関に対して、週休2日制や十分な工期の設定を浸透させていくとした。