養老町は、町民プールの廃止も含めた利活用について12月中に方向性をまとめる予定だ。10月と11月に開いた公共施設検討委員会の会合で出た意見を、12月上旬に開く第3回の会合で検討し12月中に方向性をまとめる。
これまでの会合で「施設の所在地が養老インターチェンジに近いため補助金を活用し防災拠点としてはどうか」「総合体育館と重複しないスケートボードなど新たなスポーツ施設としての活用」「古い公共施設の機能を移転しての活用」などの意見が出されている。
町民プールは1998年10月に開館した。今後20年以内に予想される改修工事費は機械設備工事が約4億円、土木建築工事が約2億円、電気設備工事が約1億円などと試算されている。光熱費などの維持管理費が毎年約6000万円の赤字となるなど早急に対策が必要となる施設となっている。
このため施設を解体するかなどを含め今後の在り方について公共施設検討委員会で検討している。
プールの施設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約4300平方b。25bの屋内プールやトレーニングルーム、エアロビクス室、会議室、研修室などが配置されている。所在地は高田2862。敷地面積は2万1815平方b。
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建通新聞社