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建通新聞社四国
2021/11/26

【愛媛】県の21年度上期公共事業契約率は69・2%

 愛媛県の2021年度公共事業費として予算計上されている1310億0300万円(繰越額を含む)に対する上半期(9月末)の契約済み額(契約額)は906億4800万円、契約率は69・2%となっている。前年度同期に比べ契約額は5・6%増加し、率で11ポイント上昇した。前年と比較して予算計上額は減少、一方で執行への影響もなく契約額が増加し、契約率が大幅に上昇した形だが、県は「ほぼ例年並み(60%台)の執行状況で推移」としている。
 公共事業予算計上額は、20年度の繰越額と21年度当初・補正予算を含む普通会計(一般会計と特別会計)、企業会計を合わせた県全体の総額。21年度公共事業予算額は、20年度より165億0400万円減っており、うち677億8800万円は前年度繰越額。計上額の内訳は補助事業費が1056億5300万円、単独事業費が253億5000万円。
 9月末の契約額906億4800万円の内訳は、補助事業が727億2500万円で契約率は68・8%。単独事業が179億2300万円で同70・7%となっている。
 一方、契約額に対しての支出済み額は、18・1%の237億1900万円となっている。
提供:建通新聞社