吉野川市は、民間事業者のノウハウを活用したDBO方式による「新ごみ処理施設整備・運営事業」で、事業者選定の総合評価落札方式の一般競争入札を2022年1月中旬に公告する。5月上旬に事業提案書を受け付け、6月下旬にヒアリングと審査を行い落札候補者を決定する。
事業者は設計・施工業務と運営業務を担当する。構成は単独企業か各業務を担当する複数の企業グループで、設計・施工の工事請負契約を締結する者は特定建設工事共同企業体(JV)とする。JVには建築物とプラント設備の各設計・施工を担う者を含める。JVの運営形態は共同施工方式または分担施工方式、組成員数は任意とする。
建築物の設計・施工者は、主たる業務を担う1者が1級建築士事務所登録と建築工事業の特定建設業許可を受け、経営事項審査結果の建築一式総合評定値1000点以上の同種か類似施設の施工実績を持つことが条件。プラント設備の設計・施工者は、代表企業が清掃施設工事の総合評定値1000点以上で特定建設業許可を受け、所定の元請実績。運営者は、運転管理業務または維持管理業務での業務実績が必要。
設計・施工の着手は22年9月下旬、竣工・引き渡しは25年7月末。運営期間(事業契約満了)は41年3月末まで。
建設地は鴨島町山路廣谷、最終処分場の西隣約2万平方b。焼却方式は准連続焼却式ストーカ2炉で日量42d。建屋は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2000平方b程度で階数は未定。
提供:建通新聞社