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　タマディック（本社・東京都新宿区、名古屋市中区）は11月24日、新社屋「タマディック名古屋ビル」に導入したオフィスサウナで、日本初のフィンランド大使認定を受けた。
　フィンランドのペッカ・オルパナ大使は、「新たなオフィスは街の真ん中で森にいるようだ。この素晴らしい環境は生産性の向上につながる」とあいさつ。
　森實敏彦社長は「社員の健康は会社の財産。人と環境にやさしい新時代のオフィスビルになった」と話した。
　ＣＬＴ（直交集成板）を構造部材に採用したタマディック名古屋ビルは、地下１階地上８階の木質免震構造。執務エリアの環境性向上や、社員間コミュニケーションの活性化、フィンランド式サウナの導入による健康促進などをテーマに、「働きがいのあるオフィス」を目指した。名古屋市中区丸の内という、にぎやかなまちの中にありながら、木のぬくもりを感じるオフィスビル。設計は建築家の坂茂氏（坂茂建築設計）、施工は大林組が担当した。


提供：建通新聞社