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　神奈川県は11月22日、２０２１年度11月補正予算案などの概要を公表した。22年度当初予算に計上する予定の建設事業などの一部を前倒し発注するため、ゼロ県債として過去最大の１２９億２９６６万円を設定する方針だ。道路補修や老朽化した水道管の更新など、県民生活に直結する事業について、早期の効果発現を目指す。箇所数は４４７。この他、補正予算案では、現年災害復旧費として４億４９０７万円、過年災害復旧費として２億７４４５万円を計上した。
　ゼロ県債は、年間事業量の平準化の他、事業効果の早期発現、企業活動の活性化などを目的とするもの。１９９７年度以来、25年連続の設定となる。
　11月25日に開会する県議会２０２１年第３回定例会本会議に予算案の議案を提出し、承認を得る予定。
　業種別のゼロ県債の設定内容は次の通り（�@箇所数・再掲含む�A債務負担行為設定限度額・単位万円�B事業内容）。
【建設業（工事関係）】※総額１０１億８２１９万円
　▽林道改良事業費他―�@５�A３４６８�B舗装工（相模原市緑区澤井地内他）
　▽道路補修費他―�@80�A19億６０３５�B打換工（県道26号線（横須賀三崎）三浦市栄町地内他）
　▽河川修繕費他―�@33�A８億３４００�B河床掘削工（早川他）
　▽高等学校施設整備工事費―�@５�A18億�B耐震補強および老朽化対策工事、監理業務（横浜明朋高校体育館他）
　▽交通安全施設等整備費他―�@43�A２億９３０７�B道路標識製作設置工事（相模原警察署管内他）
　▽老朽配水管リフレッシュ事業費他―�@71�A52億６００９�B基幹管路更新工事２カ所、配水管改良工事56カ所
【設計コンサルタント業】※総額９億６１３８万円
　▽道路補修費他―�@24�A３億６７４１�B発注者支援業務（国道１３４号茅ケ崎市東海岸南四丁目他）
　▽河川改修事業費他―�@28�A３億２６１７�B発注者支援業務（引地川他）
　▽高等学校施設整備工事設計調査費―�@11�A２億６７８０�B耐震補強および老朽化対策工事設計業務（霧が丘高校北棟他）
【塗装業】※総額１億６０００万円
　▽交通安全施設整備費他―�@45�A１億６０００�B道路標示塗装業務（相模原警察署管内他）
【電気設備業】※総額４億９０６３万円
　▽河川改修事業費他―�@14�A４億５９６３�B監視システム設置工（境川他）
　▽交通安全施設整備費―�@９�A３１００�B交通信号機改良工事（上村橋南側他８交差点）
【測量業】※総額３億３８５８万円
　▽林道改良事業費他―�@４�A２６２９�B測量業務（山北町皆瀬川地内他）
　▽河川修繕費他―�@27�A３億１２２９�B測量業務（小鮎川他）
【その他】※総額７億９６８７万円
　▽水源林整備事業費他―�@33�A４億７３０１�B森林整備（相模原市緑区青根他）
　▽河川修繕費他―�@15�A３億２３８５�B除草工（串川他）提供：建通新聞社