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建通新聞社
2021/11/24

【大阪】大阪市補正予算案 大阪パビリオンの建設に係るマネジメント支援業務委託料など盛る

 大阪市は、2021年度第12回一般会計補正予算案で、(仮称)夢洲駅駅前施設整備基本・実施設計委託料3000万円(22年度の債務負担行為として7000万円)、2025年日本国際博覧会大阪パビリオン建設におけるマネジメント支援業務(CM業務)委託料1200万円(22年度の債務負担行為として1億0600万円)を盛り込んだ。
 夢洲駅駅前施設整備では、夢洲駅の地上につながるエスカレーターや昇降機などの基本・実施設計委託料を追加。発注方法は未定で、随意契約も含めてこれから検討する。
 夢洲駅は夢洲内に新たに建設中で、設計・監理を大阪メトロサービス、施工を大林・熊谷・東急・東洋特定JVが担当。今回、大阪市が進める駅前施設整備では万博への玄関口となる同駅から万博会場までの駅前エリアに階段などを設ける計画。
 工事場所は大阪市此花区夢洲中1ノ1ノ20、夢洲東1ノ2ノ1。21〜22年度に設計、22〜24年度に整備、24〜25年度の活用を目指す。
 大阪パビリオン建設におけるマネジメント支援では、工程やコストのコントロールなどを行う業務委託料を追加。22年1月以降に支援業務の公募型プロポーザルを公示する予定だ。
 大阪パビリオンの整備では22年度末までに基本設計と実施設計を行い、23年4月に着工するため、設計段階から工事施工業者が技術協力するECI方式による施工予定者を選定する。そのため、ECI方式にかかる技術的支援などを行うCM業務を導入する。

提供:建通新聞社