トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2021/11/22

【岐阜】瑞穂処理区汚水管整備1期 2022年1月募集要項公表

 瑞穂市は、公共下水道事業瑞穂処理区の「汚水管路施設整備事業(第1期事業計画工区)」について、民間事業者の創意工夫を取り入れ、設計・施工を一括発注するDB方式を採用する。2022年1月に募集要項などを公表、同2月に参加表明などを受け付ける。また別途、日本下水道事業団が整備する下水処理場「アクアパークみずほ」建設は、設計・施工をプロポーザルまたは一般競争入札の総合評価方式で22年3月末までに公告する見通しだ。
 瑞穂処理区(全体計画区域面積1286・5f)の内、19年度に定めた下水道法に基づく事業計画の予定処理区域(98f)の汚水管路施設について、DB方式で効率的に整備を進める。加えて水洗化促進活動を一体的に行い、短期での水洗化率の向上を目指す。
 また別途整備する下水処理場「アクアパークみずほ」の供用開始に合わせて、遅くとも26年度末までに汚水管路施設を整備し、予定処理区域(98f)全域を同時に供用開始する。
 汚水管路施設整備事業(第1期事業計画工区)」は、22年1月の募集要項公表後、同2月に参加表明書などを受け付ける。同5月に事業提案書を受け付け、同6月のプレゼンテーションを経て、同7月に優先交渉権者を選定する。その後、22年8月に基本協定を結ぶ。
 設計業務委託期間は25年3月、工事請負契約期間は27年3月、水洗化促進業務期間は28年6月まで。
 応募者の構成は、設計企業や建設企業を含み、同一企業が設計企業と建設企業を兼ねることはできない。設計企業と建設企業のそれぞれは一企業とすることも、複数の企業で共同企業体を構成することも可能としている。グループの代表企業は建設企業が務める。建設企業が複数の企業から構成する場合は、その代表企業が共同企業体の代表企業を務める−など。
 設計企業の資格要件は、全ての構成員が同市の建設コンサルタント(下水道部門)の競争入札参加資格、11年度以降で汚水管路施設の設計業務の元請け実績。代表企業は技術士としての登録−など。
 建設企業の資格要件は、全ての構成員は土木一式工事の特定建設業許可や市の建設業者等級がA級で11年度以降に汚水管路施設の建設工事を元請けとしての実績−など。
 対象施設の下水道は、口径150_から200_の管渠が2万8445bの設計対象のうち、2万6476bが施工対象。その他坑105基、マンホール736基、取り付け管および公共汚水ますが1769カ所の設計対象のうち1693カ所が施工対象。水道は口径75_から150_が5910b。
 下水道事業団が整備する下水処理場「アクアパークみずほ」は、牛牧地内の主に農地となっている約4万2000平方bの敷地に処理能力日量1万9600立方bの施設を建設する。

提供:建通新聞社