独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、同機構滋賀支部の所管する「滋賀職業能力開発促進センター(通称・ポリテクセンター滋賀)」の本館棟について建替工事を計画している。現在、敷地西側で更地となっている部分(多目的ホール解体地)に、新しい本館棟を建設。完成後に現在の本館棟を解体撤去するもの。今のところ、22年度は文化財調査、着工は23年度8月の予定だが、予算が確保されれば来年度中の工事発注もありえそう。工期は、約31ヵ月間を予定。また解体撤去後の現・本館棟の敷地については、駐車場となる見通し。
現在の滋賀職業能力開発促進センターは、大津市光が丘町3―13の敷地1万6656・55平方b内に、本館棟、第1〜第6までの実習棟、そして測定室―等で構成されている。
今回の建替は、老朽化・狭隘化に対処するもので、新しい実習棟の規模は、RC造4階建、延4035・52平方b。内部には事務室、就職支援室、会議室、相談室、職員室―などが収容される模様。設計は三弘建築事務所(兵庫県西宮市)が担当。
滋賀職業能力開発促進センターは、求職者向け職業訓練、在職者向け職業訓練(能力開発セミナー)、事業主を対象とした各種支援―等に長年取り組んでいる独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構滋賀支部の中心組織のひとつ。
提供:滋賀産業新聞