北陸地方整備局金沢河川国道事務所による国道8号石川・福井県境部における牛ノ谷道路事業は、現在、CIM活用のトンネル予備設計が大日本コンサルタントにより進んでいる。
同事業は、連続雨量180ミリの事前通行規制区間で、前後区間が4車線なのに対して2車線のボトルネック区間となっている国道8号加賀市熊坂町〜福井県あわら市笹岡間について、北陸地方整備局金沢河川国道事務所と近畿地方整備局福井河川国道事務所が連携しながら現道の海側(西側)において延長約9キロの4車線道路を新設する内容。
このうち金沢河川国道事務所が「牛ノ谷道路事業」として約2・5キロのトンネルを含めた4・6キロ区間(加賀市熊坂町〜福井県あわら市牛ノ谷)を受け持つ。新トンネルは、JR北陸本線の熊坂トンネルの上部を抜くルートとなる。
牛ノ谷道路トンネル予備設計業の履行期限は2022年2月28日まで。