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建通新聞社
2021/11/18

【大阪】大阪府 警察本部本庁舎ESCO事業 日本電技グループを最優秀提案者

 大阪府は、WTO案件となる府警察本部本庁舎のESCO事業で、提案事業者を募集、日本電技を代表者(構成員は三井住友ファイナンス&リース、アズビル)とするグループを最優秀提案者に選定した。15年の契約期間で10・8%の省エネルギー率、14・6%のCO2削減率に取り組む。
 同事業の提案内容では▽照明LED化▽給湯システム効率化▽空調機節電運転制御▽空調機変風量制御▽パッケージ空調機制御改善▽駐車場給排気ファン運用改善▽冷温水2次ポンプ制御改善▽節水器具導入―などを実施。年間4880万円の光熱水費削減を見込む。
 事業の種類はシェアード・セイビングス契約。ESCOサービス開始期日は2023年4月1日。サービス期間は38年3月31日まで。省エネルギー改修工事期間は1年または2年。
 本庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下3階地上9階一部10階建て延べ約11万8200平方b。所在地は大阪市中央区大手前3ノ1ノ11。

提供:建通新聞社