日本工業経済新聞社(群馬)
2021/11/17
【群馬】前橋市が大胡352号線の橋梁設計に着手
前橋市は滝窪町の市道00−352号線(大胡)の拡幅改良事業で、久根下橋の側道橋設計に着手する。業務はアコン測量(前橋市)が担当、2022年3月25日を履行期限として作業する。改良事業は22〜23年度に工事を進める計画となっている。
同事業は東部建設事務所が担当している。改良対象となる市道は、滝窪小学校(滝窪町185−1)から東へ向かい、市道大胡1号線(北)へ接続する。
事業延長は約210mで、幅員を9・8mに拡幅し、片側に2・5mの歩道を新設。車両の通行性を高めるとともに、通学などで利用する児童の安全性を確保する。道路部分の設計もアコン測量が担当している。
小学校北側で寺沢川を跨ぐ久根下橋は、側道橋を架設することで歩道部の幅員を確保する。同橋は橋長10m前後の単純橋。現地の状況や規模などを考慮すると、側道橋はボックスカルバートとなる見通し。設計業務で土質ボーリング調査を実施した上で架設位置を定め、橋梁の詳細設計をまとめる。
用地買収は順調に進んでおり、22年度に工事発注が行われる見通し。橋梁部を含めた区間全体の一括発注も含めて検討している。一括発注となる場合は条件付き一般競争入札を採用することになりそう。22〜23年度の2カ年で工事を行い、23年度末の事業完了を目指す。