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　「令和３年発生災害第４次査定」が12日まで実施され、県下の公共土木施設11カ所に５億２３００万円の復旧費が決まった。所管する県と各市町では早期の現地着工を目指す。
　査定対象は７月豪雨を中心に、一部８月の大雨による被害。県施設９カ所に４億３４００万円、市町施設２カ所に８９００万円の復旧費が認められた。
　砂防指定河川・大谷川（南部町阿賀）は崩壊した法面の復旧費に９３００万円、橋りょう災の県道倉吉赤碕中山線（琴浦町別宮）はＢＯＸカルバートに７２００万円が決まった。このほか国道１７９号（倉吉市円谷町）の法面に６７００万円、勝田川（琴浦町宮木）に７０００万円、尾張川（琴浦町尾張）に５９００万円など。
　また、町施設は町道西町線（南部町）の法面に７９００万円が認定された。
　引き続き５次査定は24日から３日間実施され、県と市町が８カ所の復旧費３億１８００万円を申請する。

日刊建設工業新聞